コミュニティ・スクールについて

 学校運営協議会を設置した学校を「コミュニティ・スクール」といいます。
 「コミュニティ・スクール」の理念は、「地域とともにある学校」「学校を核とした地域づくり」です。学校と保護者・地域住民が目標を共有し、一体となって地域の子どもたちを育んでいきます。
 このことは、子どもたちの豊かな学びとともに、そこに関わる大人たちの成長や充足感も促し、ひいては地域の絆を深め、地域づくりの担い手を育てていくことにもつながります。
 深川小学校コミュニティ・スクールは、「熟議」(学校と地域の人々がみんなでよく考え話し合う)と「協働」(同じ目標に向かって、一緒になって活動していく)を大切にしていきます。実現可能な具体活動をめざし、子どもの豊かな学びを創造します。

 熟議とは、多くの当事者による「熟慮」と「論議」を重ねながら、課題解決・政策形成をしていくことです。具体的には、以下のような協働に向けた一連のプロセスです。
①多くの当事者(保護者・教職員・地域住民)が集まって、
②課題について学習・熟慮し、議論することにより、
③互いの立場や果たすべき役割への理解が深まるとともに、
④解決策が洗練され、
⑤施策が決定されたり、個々人が納得して自分の役割を果たしたりするようになる。
                               【文部科学省ホームページから】

 本校の学校運営協議会では、次のステップを大切にしながら熟議を行っています。
1 子どもの自己実現を支援する活動案を出し合い、吟味する。
 ◎話し合う温かい雰囲気を重視する。
 ☆吟味の観点:内容・方法・時間・教育的価値・地域貢献等
2 全体の場で活動案を説明する。
 ◎チーム内の意見をまとめる。
 ◎活動案にある価値や期待、方向性を説明する。
3 活動案への質疑 そして承認→実行(見直し)
 ◎実現に向けた説明と質疑を行う。
 ◎実現への具体的な手続きは、各プロジェクトチームで行う。

熟議により、全員が当事者意識や参画意識をもつことができる。熟議をとおして、学校と地域・保護者の思いを共有することができる。

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